中秋の名月・ご来光と雲海・朝日に輝くニペ
深田久弥さんが「豪快にして優美、天下の名峰に恥じない」と言わしめた憧れの
ニペソツ山にグループ6人で登って来ました。久々の1泊のテン泊なのでザックは
肩に重く食い込みバランス調整も大変。しか~しこんな光景が見られると疲れなんて忘れます。
威風堂々ニペソツ山(天狗平より)
針葉樹林帯登りに可愛いツルリンドウの花と実が!
今回最大の難所・小天狗頂上近くの岩場です。重いザックを置いて岩をつたい、岩場の上からザックを手渡す(結束のこころ)
前天狗のテン場で泊まる予定でしたが未だ12時、天狗平でニペの雄姿を眺められる場所まで前進。
贅沢なロケーション(@_@)!!!穏やかな日より、眺望は最高!さっさとザックを降ろし逃げもしないニペソツの
撮影に夢中^^ 。koyukiだけが初登りで鉄人は30数回、リーダーtyoーさんは10数回、ichigeさんも
su-ちゃんもyu-ちゃんも皆さんベテランばかり。そんな仲間が興奮を抑えきれないほど今回のニペの
女神さんは微笑んでくれた。テント設営後は昼食を兼ねて小宴「未だ3時だよ~!天狗岳の山頂まで
お散歩~」。糠平湖もウペペサンケ山、石狩連峰、トムラや表大雪方面も見える素晴らしい眺望です。
十勝連峰が茜色に染まり始める みんなでテントの窓から盃に月を浮かべて?お月見です^^
山での就寝は早いです~!早く寝たもの勝ちですよ~!横向きにしか寝れないよ~!チョット起き上がったら両隣の人が仰向けになって
koyukiのスペースがな~い。仕方が無いから頭を反対に向きを変えると足が伸びないわ~。風がテントを揺らしているけれどいつの間にか
眠れて良かった!ご来光は如何かな?窓の外は・・・ダイジョウブそう^^。5時チョイには未だ時間があるけれど山の朝の空気も吸いたい。
フカフカした苔の上の散歩も良いね。しらじらと東の空が赤みを増して皆さんでご来光をお出迎えです。
ニペの朝焼け
朝日に映えるテント ウペペサンケ山
天狗岳の向かい側の小高い丘からご来光を堪能して朝食はゆっくり、フルーツもcoffeeも紅茶も・・・ザックが重い訳はこれなんです^^;
7時25分くっきりそびえるニペの山頂目指して出発!天狗岳の西側を巻いてコルまで大きく下りいよいよ急登の始まりです。ナキウサギの
甲高い鳴き声、頂上には人影が見える。朝霜を受けたタカネイワヤナギ、落葉したウラジロナナカマド等が目に止まる。
山頂に人の影、あと15分で山頂です ウラジロナナカマド
1時間15分で山頂デース\(^O^) /素晴らしい眺望!下ホロカメットク、オプタテシケが見えます
山頂では撮影会、カンパーイの儀式、展望を堪能して1時間あまり過ごす。3連休の中日で行き交う人も銀座並み^^。
トムラウシ山 忠別岳、旭岳が見えます
下山後テント撤収10時47分下山開始。前天狗ガ心なしか色付いて居る様子。
ホシガラスが鳴きながら飛び交っている。今回はニペの直下でナキウサギの
撮影に二人成功しました。快挙!!!!。素早く巣穴から巣穴へ移動する姿を目に出来ただけでも満足
ナキウサギの巣穴が沢山ありました 小天狗岳が色付き始めてます
ニペは眺める山とも言われますが登って神秘に満ちた景観に触れるのも素晴らしい!
山名の由来
ニペシ(シナノキの樹皮)オツ(多い)
アカゲラ の投稿:
おはようございます。
山頂からの 中秋の名月 格別なんでしょうね。羨ましい限りですね。ニペソツの朝焼けの山頂 すばらしい ですね。写真を見ていると楽ですが 岩場昇りなどで 大変だったのですね。ホシガラス,ナキウサギは 下界では 見れない生物・・それが 見れただけでも ラッキーでしたね。
山小屋でも ゆっくり寝れませんが テント泊となると なお 大変ですね。早く寝付いたほうが勝ち・・ということですね。
連休は お天気が良くて 山登りも楽しく終って なによりでした。
りばてぃ の投稿:
銀座並みとは大盛況ですね^^。
重い荷物を負ってでも登りたい気持ち、なかなか理解できませんが、きれいな写真を見ると、行かなきゃわからんだろうなぁという気になります。
koyuki の投稿:
☆暇人さま
今回は8月の寒さが嘘のような暖かさで眺望も良く、にわか登山者のkoyukiが
今年登った山々を見られて嬉しかったです。テントを張って天上の楽園を散歩するのは
至福のひと時でした。
ホシガラスが沢山飛んでました。鳴き声は美しくないですね^^。
飛んでると尾が白く見えて暇人さんに見せてあげたいくらいです。
旭岳のロープウエイから姿見の池の散歩コースでも見られるかもですね。
失礼!もう写してましたか^^?
ナキウサギは何時の日か一人でジッとチャンスを狙いたい所です。
koyuki の投稿:
☆りばてぃさま
鉄キチと同じで・・・山キチです^^。
12・3kのザックを背負って馬鹿みたいでしょ?
この山は北海道外からの人も大勢で1本の登山道を交差するのに
譲り合いの精神で・・・
月や星が間近で見られるかと思ったら(笑)遠かったですね^^。
hamayo の投稿:
あらら~koyukiさん、すっごく近い場所にいたんですねー。ユニから見るニペソツは槍ヶ岳のように凛々しかったですよ。音更山の紅葉は、koyukiさんが行かれたときがいちばんきれいだったのかもしれません。聞いた話だと、「今年の紅葉は紅葉せずに終わった」ってことだそうです。ユニは西風がピュウピュウ吹きまくってましたが、ニペソツのテント場は大丈夫でしたか?。ぼくは岩間温泉の近くの森の中にテントを張って、鹿に怒られてしまいました (゚o゚;) 森の中で見る月もきれいでしたよ。でもkoyukiさんのほうが、ぼくより少しだけ月に近い場所でお月見できたんですね。
56 の投稿:
山登りは岩登りもあるんですね。僕には到底出来ないです。
苦労した後の絶景は心を癒してくれますね。
koyuki の投稿:
☆hamayoさま
やっぱ同じ日にいらしてたのですね^^。十石峠やユニも遠くですが良く見えました。
ニペソツは北海道離れした(笑)尖がりが素敵ですよね。遠くから眺めるのも良いですが
登りながら静寂な神々の頂に触れ眺望も素晴らしいです。
ウラジロナナカマドはもう葉が落ちて赤い実も探さなくては見れないくらい。
音更山の紅葉は思いがけない運命の出会い(ハハハ・・・)でございました。
ニペの天狗平のテントはさえぎる物が無いのでモロに風を受けますが強風とまでもいかず
何せニペの雄姿がドーンと目の前って云うのは最高のロケーションで今でも目に焼きついて痛いです^^。
岩間温泉良かったでしょう。鹿さんも最近態度が大きくなったようで・・・。
月は地平線か水平線で見るのが大きく見えるのですよね。
koyuki の投稿:
☆だいきち56さま
岩登りって云うほどでもなく、岩を超えるって感じです。
何せ重いザックなのでバランスを崩すと崖から落ちそうな細い通路のところでした^^;。
我々のテントの側に若者が一人テントを張って散策して写真を写したり
岩に腰掛けて何時間もぼ~っと(?)動かないで、癒されていたのかもね。
絵になりそうな光景でしたよ。
私達が行く1週間前に遭難騒ぎがありましたが無事に発見され安心しました。
モドキ の投稿:
ニペソツ山ですか?知りませんでしたが、なかなか男性的な山ですネ。
それにしてもテント泊まりとは恐れ入ります。koyukiさん、すっかり「山おんな」だったりして・・・
でも、苦しい登りの後で見る山岳風景は、そこへ立った者しかわかりませんね。
夕暮れもご来光もみんな素敵です。
koyuki の投稿:
☆アゲハモドキさま
知らなくて当然です。こちらの地方では日本人離れした西洋人のような姿を
しておりまして・・・(笑)、雪を抱いたニペソツを遠くから眺めると惚れ惚れする雄姿です。
ナ~チャッテ!山登りをしない人から見れば馬鹿みたいでしょ?
この山にはホシガラスが沢山飛び交っておりましたよ。
高山に一人では行けないので撮影は難しいですがカラスより小ぶりで
鳴き声はイマイチです^^。お天気に恵まれてラッキーでした(^Q^)/^
おが の投稿:
威風堂々と云う形容が正によく合う「ニベンツ山」だがねー。
なんだか、信州の八ヶ岳にある三叉抱から望む赤岳によく似ていますね。
森林樹林・ガレ場・ロック&鎖場など一歩間違うとかなりヤバイ・・・場所もちらほらと点在。
(赤岳への登山道もあらゆる要素が体験できる山です。ニベンツ山とよく似ていて懐かしい感じでがんすなぁー。)
岩場を行くのは大変な集中力を出さないと危険ですよね。
岩場は始めてでしたか!! (でも頑張りましたね、頂上の風景は頑張ったご褒美ですね。御来光も神の御心でがんす。)
最近は緑のテントが大活躍ですね。きちんと手入れもわすれないでね。(働き者「テント」君に感謝の心だす。)
ではでは まーたーねー(^^)
koyuki の投稿:
☆おがちゃんさま
おがちゃんさま“おひさ~”でがんす。熱射病からPC生き返ったようで良かったでがんすね^^。
今年のおがちゃんの山便りは雨の中の山小屋修理で飲んで食べたお話しか未だ聞いてないとチャイマッカ?
ふんだねぇ~・・ニペソツ山は遠くから見ると日本人離れしたアルプスの山(見たこと無いけど(笑))みたいに
尖がってさ惚れ惚れするよー!前天狗まで行ってやっと頂上が見えます。
仰るとおり集中力大雪よね。足元も頭も天候も危険がた~~ぁくさんあっからね~気をつけるわ。
ハハハ・・冬から緑のテント活躍ですね^^。二人の人が同じ色?似た色なんですよ。
テントも持たずにお手入れも手伝わずに寝せていただいて感謝・感謝m(__)m のココロでがんす。
お礼は命水が一番かな~。自分で全部飲んじゃったりして・・・(^_-)~☆
働き過ぎでお身体壊さんといてね。◕‿◕。