近くて遠い山カチポロ
登山口まで1時間もかからないで着くのに登る体力と登山道の迷い道と
「ようこそ十勝幌尻岳へ熊公一同」の看板が目にちらつき行けなかった山。
あれから5年、今回やっと念願が叶って2回目の登頂が出来ました\(^o^)/
小麦畑が広がる向こうにそびえるカチポロ!青空が招いてる~♪
5時50分登山開始。
川沿いにはミヤマカラマツ、オオアマドコロなどが咲いて涼しそう。
川を数回渡渉して沢の分岐からはいよいよ長い急登の始まりです。
小さな虫が顔にまとわりついて参りましたΣ(´□`;)」青空が向かってgoー!goー!
足元に咲くミネカエデ、タチツボスミレが可愛い。そしてムラサキヤシオロードが綺麗!
先頭を歩くリーダーベアちゃんが〇〇の花が咲いてるよ~と励ましの言葉をかけてくれる。
ドライバー&力持ちのはるさんは待ってられないとばかり先に行ってしまった。
ゆっくり鑑賞してるゆとりもなく必死!いよいよシラネアオイロードの始まりー♪
高度を増すにしたがってシラネアオイの色艶が新鮮。シロバナは薮の中で写せずo(>_< )o
花々に元気を貰って休憩をとりながら唯一の雪渓を渡って3時間45分で尾根に出る。
やっと緩やかな登り、お~~~はるさんが山頂でヤッホー!私たちは未だハイマツ越えが
待っている^^;。
ハイマツ帯の尾根に出ると、わぁ~~~幌尻岳がどっしりと構えた姿を目にすると
疲れなんて何処にやら、深緑の間を流れるように真っ白な雪渓のラインが美しくて
感激・感激なのであります。
十の沢カールが尾根続きで見れましたが湧き上がってくる雲にかき消されカムエク、
エサオマン方面は雲の中。あと1時間早かったらねーと下山する人に言われましたが
良しとしよう。山頂は気温が低くジャケットを着る。
幌尻岳方向180度の景観を楽しみながら美味しいお弁当^^。途中で食べた冷たい
トマトが一番 美味しかった~!
名残り惜しいけれど11時下山開始。
登りも辛いが帰りも辛い。登山道に咲く花から夏山の楽しみを感じる。
登山口近くに来ると沢沿いの蕗が美味しそう~^^。
自然の恵みもいただきながら2:00無事下山いたしました。
その間も小さな虫がまとわりつき顔をチクチク刺されニキビが出たみたいになり(涙)
名勝ピリカノカ 十勝幌尻岳
平成24年9月19日、この十勝幌尻岳は、国指定名勝ピリカノカの八番目の
構成資産として追加指定された山です。
登り4時間15分 下り3時間 参加者4名